病院が先生を採用する最低基準とは？

後期研修が終わってる医師＝ちゃんとした医師という判断がされる

転職できるかどうかは、先生の努力だけではありません。過去の実績や診療科目、コミュニケーション能力など、色々な条件がマッチして初めて転職することができます。いくつものポイントがありますが、その中でも特に病院側が重要視しているのは、後期研修が終わっているという点。しっかりとした知識、技術を習得している医師だと判断される材料となります。

どの病院で研修を行ったかも注目している点。病院によって研修内容が異なりますし、積極的に研修医にチャンスを与えてくれる病院もあれば、先輩医師について回ることがメインの病院もあります。後期研修を終え、しっかりと力を持った医師かどうかを見極めて、病院側も採用しているということです。

また、病院によっては、先生の「学びたい」という意欲を買っているところもあります。大学時代の成績や模試のスコアなどよりも、人間的な部分の方が重要視されているということ。実際、どの病院においても、医師不足が懸念されていますが、なるべく質の高い人材を確保したいと思うため、人間性に注目している病院はたくさんあります。

病院側がどういった基準を持っているのかを知るためには、医師転職サイトが有効。表に出回っていない情報もコンサルタントが握っている可能性が高く、先生の転職活動において有効に働きかけてくれます。優良な転職サイトになると、独自の情報を入手していることもあり、一人では絶対に把握できないことも知ることができます。

コンサルタントしか把握していない情報と、先生の能力や人間性を掛け合わせることで、より有利な転職を可能にしてくれます。まずは後期研修を済ませ、医師としての存在をアピールすることが、第一関門の突破に繋がるということです。

---