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最終更新日:2014-09-11 14:49:28
医局を辞めると決意したら、申し入れる時期を検討することが大切です。「退局したい」と感じてすぐに退局の意志を伝えるのは、不利になってしまう可能性もあります。しっかりと時期を見極めることで、退局しやすい環境を作ることが可能です。
医局を辞めるまでには長い時間が必要なので、早く申し立てたほうが有利という考え方もありますが、より確実に、効率よく退局をするなら、年末、年度末に退局の意志を伝えることが大切です。まだ来年度の人事が決まっていないため、病院側への負担を軽くすることができます。これが人事が決定してからとなると、例え3か月前だとしても「じゃあ、この空き要員はどうするのか?」ということになってしまいます。
次の人事が決定する前に、上司に相談をし、退局の意志があるということを表現しておいた方がよいでしょう。病院によって人事を検討する時期は異なり、早い病院なら11月ごろから、遅くても1月には派遣先を決定します。誰がどこに配置されるのかを決めるのは教授ですが、事前に教授との面談が設けられています。そのときが退局を伝えるチャンスで、この機会を逃せば、来年度も医局に残ることになってしまうでしょう。
教授側は、当然来期も活躍してくれるだろうと期待しているので、突然退局の旨を伝えるのは非常に勇気がいることですが、これをクリアしないと先に進むことはできません。将来のため、自分のためだという強い心を持ち、意志を伝えることが大切です。人事面談の時期までには、同僚、上司に事前に相談しておき、順序立てた対応をすることが必要。
教授が「●●君が医局を辞めたいと言っているようだが……」と伝えて、初めて耳にしたというようなことのないように、ステップを踏んでおかなければいけません。特に、医局員が少ないところだと、他の医師への負担が大きくなってしまい、教授だけでなく周りのドクターからも矛先が向けられる可能性があります。
自分のことだけを考えず、医局に残る先生方、教授の想いも受け入れる姿勢を見せることが大切。なるべく早く退局の意志を伝えること、そしてなるべく周りに負担をかけないように努めることが、人員の少ない医局を辞める最低限のマナーです。医局側のスケジュールを確認しながら、伝えるタイミング、退局する時期を判断する必要があるでしょう。
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1人でも多くの医局員を確保するために、医局側はあの手この手を使って医師をやめさせようとはしない対策を取ります。あめとムチを使い分けることも、または圧力をかけて萎縮させることも。どんな状況になっても、屈しない強い心が必要です。
医局を辞めるという旨を伝える際には、しっかりとステップを踏むことが大切です。順序を間違えてしまったばかりに、大きなトラブルに発展した、退局できなかったというケースを発生させないようにしておきましょう。
医局を辞めると決意したら、とにかく強い意志を持っておくことが大切です。ただ、上司や同期などへの対応の仕方を一歩間違えてしまうと、先生自身の首を絞めてしまうことにもなりかねません。退局時のNG行為について解説します。
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